友だちって何ですか?

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     友だちとは、
    決まった関係にない人の中で、“自分を幸せにしてくれる存在”です。

    決まった関係とは、親とか先生のように、先に社会的に結ばれている人です。
    そういった人は、自分を幸せにしてくれる存在であっても、友だちとはよびません。


    自分を幸せにしてくれる存在が“友だち”ですから、
    あなたが望む「幸せ」によって友だちとなる相手も変わるでしょう。

    たとえば、遊ぶことがあなたの幸せならば、一緒に遊んでくれる子が友だち。
    おしゃべりすることがあなたの幸せならば、おしゃべりしてくれる子が友だち。
    欲しい物を自分の物にすることがあなたの幸せならば、欲しい物をくれる子が友だち。
    自分のことを認めてもらうことがあなたの幸せならば、認めてくれる子が友だち。


    しかし、これは友だちではあるけれど、友だち関係ではありません。
    あなたにとって友だちであっても、相手はあなたのことを友だちと思っているか分からないということです。

    あなたが、友だちの望む「幸せ」をかなえられる人であれば、
    相手はあなたのことを友だちと思いますよね。

    友だちとでもけんかになってしまうことがあるというのは、つまりそういうことです。
    おたがいに、自分の幸せを望んでいるわけですから、
    両方が幸せにならなければ、友だち関係は成立しないのですね。

    むずかしいですよね。
    だって、あなたはいつも同じことを望んでいないでしょう?
    遊んでほしいと思うときもあれば、おしゃべりしたいと思うときもある。
    今は遊びたくないと思うときもあるし、一人で静かにしたいと思うときもある。
    相手も同じです。

    これでは、「友だちのときもあれば、友だちじゃないときもある」
    ということになってしまいますね。

    では、あらためて初めの問いにもどります。

    「友だちって何?」と聞きたいということは、
    多分「友だちにも自分のことを友だちと思っていてほしい」という望みがあるのではないでしょうか?

    大人になっていくにつれて、
    みなさんは人間というものを学んでいきます。
    自分のことも、人のこともね。
    この話は、また別のときにくわしくしたいと思いますが、
    生きていく上では、「関係」というものが存在することに気づいていきます。
    これがとっても大事だということも。

    関係には、はじめに出てきた親や先生のように、決まっているものもあります。
    だけど友だちは、決められた関係ではありません。
    ですから、自分たちで結ばなくてはならないのです。

    自分のことだけでなく、また友だちのことだけでもなく、お互いが自分と相手の幸せを考えられることが友だち関係といえるでしょう。
    posted by: tomosen | 人間関係 | 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |