考えるのは頭?心?

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    心はどこにある?
    脳?それとも心臓?
    という問いはよくありますね。

    科学的には、人間の思考も感情さえも、脳の働きによるものだと考えられています。
    もちろん、科学は分からないことの方が多いですから、細胞にも記憶が残るという説も聞いたことがあります。

    さて、今日は、心の場所ではなくて、「考える」ってどういう状態なのかということを考えてみます。

    見出しには頭とか心とか書きましたが、場所のことを考えたいのではないのです。


    考えたことはありませんか?
    「アメリカ人は、心の中でも英語なのかなあ?」と。

    私たちは、考えるということを言葉にしますが、どういう状態なのかはあまり共有していません。

    心の中でも言葉をしゃべっているような感覚がありますよね。
    でも、本当にしゃべっているでしょうか?
    今、先生はブログ記事にしようと思っているので、頭の中でも言葉をしゃべっています。
    他にも、「今週の日曜日の予定を立てよう」などと思うときは、きっと言葉をしゃべっています。
    しゃべるというか、映像になっているかもしれませんね。


    でも、必ずしも言葉にしていないときもあるはずです。
    「あれ、消しゴムどこにやっちゃったかな?」
    と思ったとき、その言葉を心の中でしゃべっているでしょうか?
    あるいは頭の中で文字になっているでしょうか?
    おそらくなっていませんよね。

    さらに、ここからがミソです。
    先の「今週の日曜日の予定を立てよう」と思ったその瞬間、それは言葉をしゃべる前にそう思ったはずです。
    痛いとか、熱いとか、そういう感覚と同じように、
    感情でなくとも「考える」には、言葉の前のところがあるはずなのですね。

    言葉を使える方が、きっと考えやすいのでしょうけれど、
    言葉がなくとも、きっと考えること自体はできるのではないでしょうか。
     
    posted by: tomosen | 哲学 | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |